計画無痛分娩のはずが、普通に激痛だった話

39w。

私は計画無痛分娩の予定だった。理由はシンプルで、痛みに弱いからだ。

唾液だけで遺伝子のいろんなことがわかるGeneLifeでも

痛み:感じやすい、と出ているほどである。

予定日は3/17 朝9時。

前日の入院は“前処置だけ”の予定で、私は完全に油断していた。むしろ、「まだ降りてこないでくれ」と思っていた。

なぜなら私の病院は、麻酔対応が平日9:00〜17:00のみだったから。

無痛分娩って聞くと、「陣痛が来ても無痛にしてもらえる」みたいなイメージがあった。

でも実際は、夜中に本陣痛が来たら普通に自然分娩だった。そして私は、 見事に深夜コースを引いた。

3/15の夜。前駆陣痛っぽいものがあったが落ち着いたので、予定日当日はスムーズな出産になるようにスクワットをしていた。今思えば、完全に余計だった可能性がある。

翌16日 朝5時。10〜20分おきで前駆陣痛。「まあまだ前駆でしょ」くらいの気持ちで、ランチに焼肉を食べに行った。出産前最後の焼肉。

ちなみにテニスボールをお尻で踏むとかなり楽だった。全国の妊婦に配布してほしい。

前処置のバルーンが普通に痛い

15時、入院。

診察すると子宮口2cm。そのままバルーンを入れられた。私にとってはこれが地獄の始まりだった。

痛い。普通にナニコレ?感じたことないような感覚、一種の拷問でしょ?

そして地味に絶望したのが、「処置室からベッドまで自分で歩いてくださいね〜」と言われたこと。歩けないわ。

歯磨きどころじゃない16時頃。

歯磨きしておくか、、と頑張って歩こうとするものの、バルーンによる陣痛促進で前に進むことができず

座る↓立つ↑座る↓を延々繰り返していた。

縦になっていたのが悪かったのか(良かったのか)、陣痛はどんどん進んでいった。

私、全然まだ産みたくないです

18時、病院食。“ちゃんと病院食”って感じだった。

22時。内診でベテラン助産師さんがバルーンを外しながら一言。

「これ今日産まれるね!無痛代浮くから美味しいものでも食べな!」

いやいやいや!!!!無理でしょ!!!!美味しいものとかどうでもいいから無痛で産みたいんです㌔、、、!?!!

「夜を耐えれば朝から無痛が始まる」と思っていた。しかしそれは叶わず、そのまま陣痛室へ移動。

22時半、旦那到着。救世主。

ここから3時間、地獄

本当にずっと仙骨を押してもらっていた。いきみ逃しって、 もっと“フーッ”みたいな感じだと思ってた。違った。獣だった。

痛いって叫んでたらベテラン助産師が

「叫ぶな!!!!深呼吸しろ!!!」

(あれ、、?私バースプランに「優しくしてほしいです」って書かなかったっけ、、?涙)

でも確かに声出して叫ぶのと深呼吸では体力の減り方が全然違いました。本当にありがとうございました。でも痛いって言いたくなるんだよね。やってみると分かるけど。

人工破水

子宮口8cm。

あのね、この日は日曜でもう深夜だから助産師さんが2人しかいなかったみたい。

赤ちゃんが他に沢山いる中、私だけに構うわけにもいかないんだよね。

だからなのか全然付き添ってくれませんでした!!!!涙

子宮口が開き切るまではいきんじゃだめっていうのは聞いてたけど、こんなに辛いことだと思わなかった。ウンチ出したいのに出しちゃだめ、みたいな。まあちょっといきんだところでも出ないんだけど、、腸閉塞ってこんな感じなのかな、みたいな(当時はこんな余計なことを考える余裕はなかった)

人工破水すると進みが早い、みたいなのをなんかで聞いてたので、頼みに頼んで人工破水してもらった。ありがてえ〜

もっとバシャーン!!!みたいなのを想像していたけど、実際は、ジワ〜…だった。

ベテラン助産師さん、仕事が静かで強い。

ついに分娩室へ

24時。子宮口、突然10cm。

急に話が進む。分娩室へ移動して、「いきんでいいよ!」と言われた。

途中で尿道カテーテルを入れられた。おしっこ溜まってると進みが悪くなるみたい。

でもこれ、陣痛で死にかけているのに違和感かなりすごい。「これ通常時には絶対やりたくないやつだ」と思った。

そして人手が少ないため助産師さんはその場から離れなければならなくなり、旦那が助産師さんから色々教えてもらって私の出産をサポートすることになった。

あの、、普通に、、不安なんですが、、、!?!!!!!?!!!!!

なんで病院の人いないの!?!!あとなんか会陰裂けそうだから切ってもらうために先生呼ぶねって言われてから30分くらい経ってたけど先生当直室とか家とかでまだ寝てたの!?!ねえ!?

そして頭が見えそのまま出産。

無事産まれて本当によかった。産まれた瞬間、痛みが消えた

これ、本当にびっくりした。

さっきまで「人類どうしてこれを許してる?」みたいな痛みだったのに、出た瞬間、スン…って消えた。

出産を“気持ちいい”って言う人の気持ち、ちょっと分かった。ドゥルンって感じ。

後処置と、ぼんやりした気持ち

胎盤出すのは思ったより痛くなかった。でもお腹をガチャガチャ押されるやつが地味に痛い。

会陰は3cm裂けていたらしい。先生、もっと早く来てくれてもよかったのでは?寝てたの?

「母性爆発!」にはならなかった

産後はずっとぼーっとしていた。「え、本当に自分が産んだ?」みたいな感じ。かわいいけど、 まだ“息子”という実感は薄い。

一方旦那は、父性大爆発。ずっと赤ちゃんと遊んでいた。

初めて“母性っぽいもの”が湧いた瞬間

翌日の夜。

初めて泣いているところを見た。抱き方もよく分からないし、 息してるのかも分からない。でも小指を吸わせると泣き止んだ。かわいすぎる。あと赤ちゃんってなんかいい匂いがする。あれ何?

後陣痛と会陰は痛かったけど、ロキソニンでなんとかなるレベル。

先生や看護師さんがたくさん来てくれて、「自然分娩で大変だったね〜!でも安産だね〜!」と言ってくれた。

確かに、今思えば安産だったのかもしれない。助産師さんにもずっと、「身長高いしね〜」と言われていた。こういうことだったのか。大体7時間くらいで生まれたもんなあ。

でも次は絶対、無痛がいい

結果的に私は自然分娩になった。めちゃくちゃ痛かった。もちろん無事に産めてよかったし、 人生で一回しかない感覚だったとも思う。でも、次は絶対無痛24時間対応の病院にしたい。

夜間麻酔対応の有無、めちゃくちゃ大事。これから無痛分娩を考えている人は、本当にそこ確認してほしい。

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